ファッションビジネスピッカー交流会に参加しました!

10月7日、東京にて経済ニュースメディアであるNews Picksが主催する「NewsPicks ファッションビジネスピッカー交流会」に参加させて頂きました。内容としては下記の通り。

第1部:ご講演 
・メガネスーパー デジタルコマースグループGM 川添隆さま



・三星グループ代表 岩田真吾さま


・トークセッション 

第2部:懇親会

プロピッカーの川添さんと岩田さんの講演、そしてその後に控えるトークセッションにお二方と共に僕も参加…、と聞いていたのですが急遽。。。

ここでまさかのナカヤマン。さん登場…。ナカヤマン。さんと言えば、

GUデジタルチーム×ナイロン編集長「インスタはもうかるか?」成功例から探るSNS収益化の仕組み

こんな件や、

Alessandro Michele (アレッサンドロ・ミケーレ) による Gucci (グッチ) クルーズコレクションが、渋谷スクランブル交差点をジャック

こんな件まで手掛けていて、職業柄、常に動向を追っていた方なのです。という訳で急に緊張感が…。ファッション業界の片隅に生息する僕からすると気後れしそうなメンバーの中、交流会に参加させて頂きました。

まずはプロお二方の非常にためになるお話がありまして。。(文字数の関係で割愛させて頂きます。話を聞いていなかった訳ではありません(・Θ・;))

トークセッションでは川添さん、岩田さん、ナカヤマン。さんと共に下記の2項目について意見を述べさせて頂きました。

①完全オーダーメイドのファッションEC「LaFabric」が7.4億円調達

②ナカヤマン。氏とワコール猪熊氏「インフルエンサーマーケティングに興味ない」と一蹴

ファッションと一口に言っても、その専門性は様々。「お前その専門家ちゃうやん!」とのツッコミが飛んできそうではありますが、とりあえずお答えさせて頂きました。ちなみに自分が人前でお話する時は「自分は天才なんだ」と思いながら喋ってます。(普段からそう思っている訳ではありません。)

まず①の「LaFabric」の資金調達のニュースですが、こちらNews Picks上にて川添さん、岩田さんがコメントされておりますので抜粋。僕はNP上ではコメントしていませんが、当日お話させて頂いた内容を簡単に記載しておきます。

川添さん
調達額がだいぶ重たくなってきていると感じるのは私だけでしょうか。オーダースーツであれば、直営の店舗を増やすよりも、町のテーラーと提携を進めて行く方が、ビジネスの拡大と技術者の存続両方に効くのでは?と思ってしまいます。直営の方がコントロールはしやすいものの、経費は本当に重くなりますし。いずれにしろ、今後の一手を注目します。

岩田さん
三星グループも出資しているEC発のオーダーメイドブランド「LaFabric」が資金調達し、IPOに向けて成長加速させます!!私は「作り手と使い手がつながる」という点に価値を見出しているので、資金使途として「提携工場とのシステム連携強化」が挙げられているのに共感します。古い慣習の中で「無駄」と「遊び」をちゃんと切り分け、ミスをなくし、納期短縮やコスト削減を合理的に進めていければ良いですね。また、最近はBCGなどから優秀な人材がベンチャーへ転職するケースも多いですが、ファッションはまだまだ…という印象。今から一緒にD2Cモデル確立を爆速で進めてくれる方、ぜひお声がけ下さいっ。森社長ご紹介させて頂きますので!!

ナカヤマン。さん
企画には、時流が作るストーリーに「準ずる性質のもの」と「抗う性質のもの」がある。見る限り「抗う性質の企画を、準ずる性質向きの手段でやろうとしたサービス」に感じるので、ボクのタイプではない。『オーダーメイド』という文化自体はタイプであるが、自分が考えるとしたら別の企画を立てるだろう。

深地
オーダーサービスというのは、過去からラグジュアリーブランドでも顧客対象のサービスとしてやっていました。つまり、オーダーはどちらかというとサービス提供者側との距離が近い顧客向けのサービスなんではないかと。なので「LaFabric」はまずブランド化、つまりファンをより多く獲得する事が必要だと考えます。オーダーサービスはそのファンの中でもより濃い人たちに向けたサービスになるし、オーダーを全面にプッシュしたサービスはここ数年、乱立しすぎていて、今の市場の中で埋もれる可能性が高い。だから優先すべきはまず「ブランド化」で、これが成否を分けると考えています。

再度、岩田さん
ファン構築は確かに必要なので、その点はLa Fabricの森社長にもお伝えします。NPイベントのおかげでリアルな進化が起きている事は素晴らしいですね!

続きまして②は登壇されているナカヤマンさんご本人の記事。以下、コメント欄より抜粋。

川添さん
まさにインフルエンサー云々ではなく、コンテンツの本質や、ビジネス戦略の本質が語られています!特に下記のコメントは、ECのサービス設計にも通ずると思いました。ECで言えば、”理想の未来”を叶えているのはAmazonとほんの一部の企業のみ。全く未来に進んでいない業界もあります。私自身がECでやっていることも「不完全性の解消」なのかもしれないと感じました。※以下、抜粋つまり、現在は“不完全な未来”と言えます。現在は、過去に想像し得たベストな状態には構築されていません。2010年まで、たった7年さかのぼるだけでも説明がつくのです。逆に言えば、理想の未来と現実の差分を埋めれば、”理想の未来”は独占できる。時間を巻き戻して、それを実現するのが企画であるべきです。ナカヤマン。氏は過去の数々の成功事例に共通する企画コンセプトがその「不完全性の解消」だと語る。

岩田さん
ルイ・ヴィトンやシャネルのインタラクティブ・インスタレーションも担ったクリエイター「ナカヤマン。」さんの講演まとめ。これはすごく刺激的!!一言で云うと”Single, Powerful Content for Multiple Channel”というコンセプトに凝縮されるんですが、GU Timelineの実例など具体的で勉強になります。「こんなに裏側見せていいの?」と思いましたが、記事内でも言われている通り、理屈では分かっていても成功事例はパクれないということなんでしょうね。

深地
ここ数年のソーシャルを利用する若者の動向を見ていると、影響を受けているインフルエンサーがかなり細分化されている印象がある。過去、発信はマスメディアの特権であり、影響力の強い芸能人に発信してもらう事で売上が確保できていた。現在、ソーシャルメディアの浸透によってこれが細分化されてしまい、想定ターゲットにリーチする事が非常に難しくなった。弊社にも「インフルエンサーに商品を紹介してほしい」という依頼があり、キャスティングして実際にInstagramにあげてもらったりしているが、売れるかどうかは実際にやってみないとわからない。もちろんユーザーを製品にまでリーチさせる事は可能。しかし、そこでブランドとユーザー属性が合っていなければ売れる事は無いし、これがまだまだ可視化されていない。バロックジャパンが取り組んでいる「AMEE+」のように売れた分だけ還元するという仕組みでなければ難しい。

と、上記のような感じでした。その間、イベントにご参加された方からの質疑応答がありましたが、皆様非常に豊富な知識をお持ちで、逆に勉強させられる事多数。

トークセッションが終了すると懇親会があり、短い時間でしたが様々な方と交流させて頂きました。が、何故かメンズ率激高…。NPに女性の利用者が少ないのはわかっていましたが、まさかのメンズ率100%。経済ニュース見たい女性のニーズって少なそうですもんね…。次回は軍地彩弓さんに是非ご参加して頂きたいものです。次回があるか知りませんが(笑)

参加してみての感想ですが、こういったイベントが定期的に催されれば、NPを利用されている方々にも、より一層ファッションに興味関心を持ってもらえるのではないかと思った次第です。今回は「ファッションビジネス関連」と間口がやや狭かったので、今後はよりライトなイベントもありでしょう。運営の方々におかれましては、是非第二回を開催して頂きたく思います。元プロピッカー干場義雅さんの教える「モテるビジネススタイル!」なんていう感じでもいいかと(笑)ファッション関連のコメントが、しょーもない的外れなユニクロ叩きのみ…なんていう現状を打破しましょう!笑

今回ご参加されていた方々は、普段からそこまでコメントしていないようでしたが、知識も経験も非常に豊富な方が多かったように思います。こういったケースって他業種でも多いのではないかと思いました。これってNPからしたら機会損失ですよね。オフ会もそうなんですが、そこにコミュニティができるとコメントする心理的なハードルってぐっと下がってくると思うのです。なので運営主体のイベントって様々な面でメリットあるなぁと改めて感じました!

という訳でしつこいですが第二回開催のお知らせをお待ちしております!