雑誌が10倍以上のお値段に!MERYから学ぶブランドビジネス

先日、お仕事の関係で「紙媒体」と「ウェブメディア」の使い分けについて情報収集が必要となりまして、

そういやこの領域で一番の成功を収めているといっても過言では無い「MERY」の雑誌を購入しようとAmazonで検索したところ。。

元々500円の雑誌が2500円!

しかし、5万部の発行ですからもう新品は売り切れ。

やむなく2500円で購入しました。。そして今では何と最高価格で、

名称未設定 1

5880円に!

いや恐ろしい。おかげで第2号は予約してしまいました。ここでハッとしたのですが、

「MERYは流通量をコントロールし、希少性を高めている」

という事に遅蒔きながら気付きました。

確実に売り切れる部数しか発行しなかった、むしろやや少ないと思わせてる。。

これってブランドビジネスと一緒なんですよ。しかもラグジュアリーが得意とする。メディアのブランド化については以前も書きましたが、

ブランド化するメディア 

やはりサービス開始時からブランド化は計画されていたようです。(妄想ですと書いてはいますが)

MERYのロゴのはなし

ショップ展開やコラボ商品を出してもいいようにロゴも設計されています。

アパレルの「実店舗」と「EC」の使い分けと酷似?

「今や雑誌は情報ではなく“雑貨”」――女性向けWebメディア「MERY」が紙の雑誌を創刊した理由

そしてこちらの記事中にある、

Webと雑誌の最も大きな違いは「表現の幅」と振り返る。「雑誌の強みはやはりビジュアルの訴求力。スマホ画面より大きなサイズで、自由なレイアウトで、大判の写真や見開きを駆使して表現できるのは大きな違い。情報の取捨選択の仕方や考え方が変わってくる」

(中略)

雑誌では逆に、想定読者層を狭め、これまで配信してきたコンテンツの中でも特に反響の大きい“ガーリーでスウィート”な雰囲気を全面に押し出した。

この使い分け。特に「表現の幅」「想定読者層を狭め」という部分が、ファッション業界でいう「実店舗」と「EC」の分け方に酷似しています。

アパレルでいうところの、「実店舗で世界観を伝え顧客にパーソナルなサービスを、ECでは地域問わずコンセプトに共感する層に向けたサービスを展開」といった感じでしょうか。

更に「アプリ連動ページ」では、画像をもっとみたい人向けに「アプリで公開中」の文言があったり、商品紹介ページでは「アプリで購入可能」と差し込まれたり。。これってO2Oですよね…。

インデックスの前にはハッシュタグがつけらていて、細かい部分にも凝ってますし。お題もウェブと同じく興味を引きそうなキャッチーなものを選択。

雑誌外ではInstagramの使い方、アプリのUIなどなど、どれを取っても秀逸。ソーシャル運用で売上なんか伸びないと言っている人、MERY見て勉強してください。

まるでファッションブランドの戦略を見ているかのようです。いや、ここまで秀逸に戦略を立てれるブランドもそう無いでしょう。ファッション業界はウェブ関連や雑誌社だけでなく、ブランドビジネスとしてMERYをベンチマークする必要がありますね。