会話型コマースがスタンダードになると…

touchpoi

The Flagイシュー「変わる”タッチポイント”」(https://theflag.jp/blog/75

近年の「LINE@」の登場とコマース機能実装により、顧客への直接的なコミュニケーションに少しずつ変革が起きているのではないでしょうか。

これ若者の普段の行動見てたらすぐわかります。どこの若者がキャリアメールやGmailをモバイルで使っているのでしょうか。普段若者と絡むお仕事をしている僕ですら一度も見た事がありませんので、ほとんどの若者がモバイルでEメールを使ってないと予測します。記事中にもあるように、若者の携帯のトップ画面を見た事がない人はびっくりするかもしれませんが、メールアプリの未読件数が数千を超える人も少なくありません。使っていても就活のタイミングくらいじゃないですかね。

自社の顧客にリーチしやすいツールを使っているだけ

なので顧客視点で見れば、顧客にリーチする為にはもちろんLINEを使うでしょう。全てはどのようにして顧客にリーチするかの問題。その顧客と親和性の高いツールであるならLINEでもTwitterでもメッセンジャーでもいいんです。

LINEクーポン利用率は?メッセージの種類は?イチから始めるLINEの企業活用

 メッセージ開封率: 60%以上
CTR(URLのクリック率): 25%以上
開封された内クーポン利用率: 10%以上 

ちょっと古い記事ですが、LINEのクーポン開封率がこちら。メルマガの開封率は15%前後と言われていますので圧倒的にLINEが有効です。もちろん年代によって開封率にも差はあるのでしょうが。

過去遡ってみれば携帯電話が普及する前なんて顧客にリーチできるのはハガキのDMやお電話だけだったはず。Webサイトなんてものもありませんし、新シーズンの商品を知ってもらうにはカタログを郵送で顧客に送るしかなかった。ECがこれだけ伸びてきている今でもカタログ通販で商品を買う人もいるのですから、顧客セグメントによって使うツールが違ってはきますが。

広がる「会話型コマース」

ここ最近ではWebサイトのお問い合わせフォームがチャット形式のところもあるくらいですし、この会話型のUIがスタンダードになってくるのでしょう。

2016年は「会話型コマース」の年になる

アパレルの店頭に送客するチャット形式のサービスまで存在します。

ファッションを提案するO2Oアプリ「STYLER(スタイラー)」

Facebookメッセンジャーもこの手のサービスを始めています。世界に9億人のMAU(monthly active user)を持つメッセンジャーを使って顧客とやり取りができるようになっているのです。CRM(customer relationship manegement)がよりインタラクティブに変わってきているのは衝撃的ですね。

Facebookは「Businesses on Messenger」でeコマースに進出か?

そしてそこに決済まで紐付けてきているのです。

フェイスブック「メッセンジャー決済」を拡大 来週のF8で発表

会話型コマースがスタンダードになると、特定のプラットフォームで決済アカウントを持っている事がユーザーの利便性を上げてくれます。

オンライン上でチャット形式で質問→即購入

となればとっても便利ですし、販売側もコンバージョンを上げやすい。LINEにしても決済サービスがありますから、企業の公式アカウント(まだインタラクティブではありませんが)を使って同様の戦略が可能でしょう。そうなるとMAUが多いプラットフォームほど売るチャンスが多い訳です。そしてLINEがサービスを展開しているのは日本だけではありませんから、今後はアジアへ向けてLINEというプラットフォームを使って越境ECが可能です。その国の言語を扱える担当者を雇用してLINEでO2O送客から即購入。そんな流れが作れればと、企業にとってチャンスが広がる未来を想像してみました。