店舗マネジメント  2019-01-25

ブランドが教育支援をすべき理由

「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」日本特別講座公式ウェブサイトがオープン|ART

「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」は、日本特別講座開校に先駆け、2019年1月15日(火)に日本特別講座公式ウェブサイト(https://jp.lecolevancleefarpels.com/)をオープン。公式ウェブサイトでは2019年2月に、東京都内にある京都造形芸術大学 外苑キャンパスで開校する「レコール」のすべての講義のオンライン登録が可能であり、同時にそれぞれの講義の内容、レコールの概要を説明している。

 
これ、個人的にめっちゃ気になるニュースだったのでピックアップしました。バッグや革小物系のラグジュアリーブランドが自前で職人を育成する為の学校を作ったりしている事例は割と有名なんですが、宝飾系のブランドも同様の事をやっていたようです。上記は宝飾系ブランドである「ヴァン クリーフ&アーペル」が支援しているという事例ですね。2012年から始まっていて、本校がパリにあるようです。
 
 

○どんなカリキュラムなのか?

ジュエリーと宝飾芸術の学校 – ヴァン クリーフ&アーペルの伝説 


 
ヴァン クリーフ&アーペルのwebサイト上でも学校の様子が確認できます。上記ページにはレコール ジュエリーでの学習の様子が動画で紹介されています。
 

 
驚いた事に、ページにはカート機能が付いていて、コースを今すぐ簡単に決済して受講する事が可能になっています。で、受講できる講義も多彩で、がっつり制作する講義もあれば、
 

 
ワークショップもあり、
 

 
ミーティング的なものまで。。これなら割と気軽に「行ってみようかな」ってなりますね。エントリーしやすい仕様です。ジュエリーについての知識も動画で紹介してくれたりと、ユーザーにとって利便性の高いサイトになっています。
 
 

○ブランドが支援する理由は?

最近、地方の縫製工場や生地の産地の方々とお話する機会が増えてきていますが、どこも新しい人材が見つからないと言っておられます。その中でまだ採用がうまくいってるところって「学校支援」してたりするんです。当たり前の事ではありますが、学校支援は「社会貢献」と同時に「人材獲得」にも繋がります。海外の学校支援をしているところなんかは特に安価で人材獲得できている印象がありますね。
 
働く側からすると、「ブランドが支援」って見つけやすいし、自分の仕事に誇りを持ちやすいと思うんです。僕の教え子でも大概の学生さんは就職で選ぶ企業を「ブランド」で選択しています。ブランドの資産って人材獲得の際にも有効なのです。となるとブランド支援やブランド自体が学校を作るって人材獲得でも非常に合理的です。日本ではブランドが学校を支援したり学校を作ったりというケースがあまりありませんが(そもそも自社で工場を保有していないところが多い)、ラグジュアリーを目指すブランドはこのような取り組みは是非進めてほしいと思う次第です。

SHARE

  • FacebookFacebook
  • TwitterTwitter
  • Google+Google+
  • LINELINE
深地 雅也
WRITER

FOLLOW
FOLLOW

COMMUNICATION

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

RECENT ENTRIES

RECENT ENTRIES

  • 商品分析について考えてみよう⑥

    2020-02-20  ブランド・ビジネス

    ・前回の記事の振り返り 前回の記事では、売上金額・構成比だけでなく、売上点数を見る重要性を述べました。 商品分析について考えてみよう⑤ 今回も以下の図を基に話を展開していきます。 そして、この表の特徴 […]

  • 同質化する店頭

    2020-02-10  ブランド・ビジネス

    数年前ほどではないですが、今でも新しい商業施設がいくつかオープンしています。 しかし、個人的にはショッピングセンターにしろ、ファッションビルにしろ、同じようなブランドばかりが入店しているので、あまり興 […]

  • 商品分析について考えてみよう⑤

    2020-02-06  ブランド・ビジネス

    ・前回の記事の振り返り 前回の記事では、売上ランキングの売上でみるべき項目は金額だけなく、構成比も見ると、自ショップ・ブランドの売れているとき、売れていないときの癖が見抜ける?という話をしました。 & […]

SPECIAL 
JOURNALS

BY UP&COMING EDITOR

MORE

CHIEF 
EDITOR’S

BY CHIEF EDITOR

MORE

ランキング