店舗マネジメント  2019-02-06

戦争が生んだ洋服の常識

現代では常識的に扱われているアイテムの中に、実はこんなルーツがあったなんてと思うことも多い。
意外と感じる人もいるかもしれないが、その中でも「戦争」にルーツを持つ服もしばしばある。
今回はそんな「戦争が生み出した」意外なアイテムやその由来を解説していこう。
 

・ネクタイ

中世の時代に傭兵として外国にいたクロアチア人、軍服の一部として身に着けていたスカーフなのですが、愛する男性が無事に帰ってきますようにと(弾除けの意味もあるようですが)首に巻きつけて戦地に送り出したものが、やがて形をかえてネクタイとなりました。
 
 

・カーディガン

考案者が「カーディガン伯爵」という名からアイテム名がカーディガンになったというまさかの人名。 クリミア戦争で負傷したカーディガン7世が、セーターを前あきにして保温のために軍服の上に重ね着したのが始まりといわれている。戦争から生まれた事が、今の機能性に起因しているというわかりやすい事例だ。
 
 

・ラグランスリーブ

クリミア戦争の際に、イギリスの陸軍司令官であるラグラン伯爵が考案したことに由来する。腕ぐりが深いところから、負傷者にも楽に脱いだりすることができた。「クリミア戦争」「アイテム名が人名」「負傷者」と、キーワードがカーディガンと似過ぎ…。
 
 

・腕時計

当時は懐中時計で時間を確認していたのですが、懐中時計はいちいち手にとって確認する必要があるだけでなく、片手がふさがってしまうので軍事作戦においては致命的でした。実際にドイツ軍がメーカーに腕時計を発注した記録があるそうです。
 
いかがでしたか?
日頃身に着けているモノも多かったのでは無いでしょうか。現代のアイテムの機能性の由来が「戦争」である事はわかりやすい事実でもあります。
 
この様に普段何気なく使っているアイテムの歴史や文化を知るだけで、今までよりもこだわりや愛着を持って接する事が出来るのでは無いでしょうか。
 
バックグラウンドをやけに重視し、それを知らない素人をバカにする業界人も多くいますが、ファッションの楽しさを伝えるためのツールとして「バックグラウンドの活用」を促していきたいと個人的には思っています。

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左内竜也
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