ブランド・ビジネス  2018-09-17

「販売員のweb活用」が上手いファッションブランド5選

「ニコアンド」や「ローリーズファーム」の販売員がコーディネートを個人投稿 アダストリアの新コンテンツ

「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」や「ローリーズファーム(LOWRY’S FARM)」などを運営するアダストリアは、各ブランドのショップスタッフのスタイリングが閲覧できる新コンテンツ「スタッフ ボード(STAFF BOARD)」を公式オンラインストア「.ST(ドットエスティ)」で公開した。
 

今や、ファッションECサイトでは当たり前のコンテンツになっている販売スタッフのスタイリングページ。実店舗でも販売員さんの情報って一番参考になりますし、着こなしは購買の際の指標になります。web上でもそういった情報は貴重ですから、数年前から多くのブランドのECサイトではキラーコンテンツとして導入されておりました。
 
今回、アダストリアでも販売員活用が強化され始めたようですが、ブランドや企業によって活用方法は様々。今回は、個人的にいつも観測しているブランドで、販売員活用が上手だと感じるところをいくつかピックアップしました。
 
 

○ドットエスティ(アダストリア)

STAFF BOARD| [.st]

 
上記の記事で紹介されていたアダストリアの「ドットエスティ」を早速チェックしてみました。まずスマホに最適化されていて、PCだとどこから見れるか全然わかりません。スマホからURL拾ってPCで表示してみましたが、解像度悪すぎるのでPCから見るような設計にはなっていませんね。
 


 
で、スマホから見てみましたが、
 






 
アダストリアって社内にインフルエンサー級にフォロワー多いスタッフこんなにおるんや…。これだけでも結構な集客力ですね。今までweb活用してなかったのが不思議なくらいです。
 
各スタッフページに入っていくと、スタッフ個人のスタイリング一覧が表示。

 
そこから商品詳細ページに飛んで注文、、という導線ですね。よくあるタイプのやつですが、スタッフの影響力が思ったより大きいのでサイトへの流入は促せそう。今の所、ここが一番の強みでしょう。店舗数多いから数で非常に有利でしょうね。(みんなInstagramのプロフィールにスタッフボードのURL掲載してるし。)
 
 

○BEAMS

 

スタッフ|BEAMS個性あふれる多彩なBEAMS(ビームス)スタッフをご紹介

 
販売員活用のweb活用でいつも参考にさせてもらってるのがBEAMS。
 

 
一覧ページでは「レーベル」「ショップ」とあと「キーワード検索」で絞り込みが可能。
 

 
販売員をフォローする機能が実装されていて、ソーシャルメディアのようにファンを可視化する事が可能になっています。フォロワーを数値化できるとスタッフの競争促せるかも。
 

 
タイムライン機能もついていて時系列で販売スタッフのコーディネートが閲覧可能に。ユーザーの可処分時間を積極的に取りにいってますね。
 

 
先週もnoteに掲載していますが、フォトログやブログを使って商品のレビューのように活用しています。詳しくは下記をご覧ください。
 
他社より抜きん出たBEAMSの販売員web活用法
 
機能が豊富ですし、ブログの活用方法など他社が手をつけていないところにいち早く着手していますね。
 
 

○GOCART(WEGO)

コーディネート | ファッション通販サイトのGOCART ONLINE SHOP

こちらはほんの数日前に始まったサービスかと思われます。読モ(インフルエンサー)の活用を早い段階で集客に利用していたWEGOですから、こういった施策は得意なんでしょう。
 

 
「身長」「ブランド」で絞り込み可能。
 



 
やはりスタッフの影響力もそこそこ高いです。youtubeを活用してスタッフの影響力を伸ばしていく施策もやっていたり、店頭送客含めた集客装置をスタッフで作り上げてる印象があります。
 


 
webのコーディネートと販売員のInstagramをちゃんと連動させています。単純な事ですが、これしっかりやっていないブランドもあるのです。。
 
 

○シェルターウェブストア(バロックジャパンリミテッド)

STAFF LIST | SHELMAG

 
こちらも社内インフルエンサーの活用の着手はかなり早かった印象があります。ブランドのソーシャル運用も上手なんで、こういう施策は積極的に活用してそう。
 
「ランキング」の掲載や「身長」「アイテム」での絞り込みと、掲載方法としては他社と同様ですね。
 


 
ブランド別ではマウジーとスライの販売員さんしか出てきません。。
 

 

 

 
ランキング上位にはInstagramで影響力の強い方も数人いらっしゃいます。が、上位4名からガクッと影響力が下がる感じですね。(リムアークのプロデューサーはかなりフォロワー多かったはず。。)
 
 

○アメリヴィンテージ

 

STYLE SNAP | AMERI

 
こちらの販売員活用で注目すべきはやはり下記でしょうか。
 


 
Instagramのライブで商品を説明。動画での説明は確かにめっちゃわかりやすい。
 


マウスオーバーすると販売員さんのデータが一部表示されます。
 


身長での絞り込みや、販売員のInstagramとの連動もしっかりやっています。サイトも非常にシンプルなので、どのコンテンツをメインにしているかが非常にわかりやすいです。
 
上記でピックアップしたのは、サイト内にてスタッフ一覧ページ作成→コーディネートを掲載し、サイトへの集客や注文完了を促進、、というものばかりでしたが、
 
https://twitter.com/fukaji38/status/1041163693361324033?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1041165177561862144&ref_url=https%3A%2F%2Fnote.mu%2Ffukaji%2Fn%2Fnda9d06d42ddd
 
そういやこういう方向性のものもありましたね。チャットサービスでユーザーとコミュニケーションを取って店頭へ送客するってやつ。どうやらベイクルーズさんがかなり積極的に取り入れているようなので、結果に結びついているんでしょうか。
 
「サマンサタバサ公式スマートフォンアプリ」 日本限定で10月初旬にリリース
 
サマンサタバサはアプリで販売員がユーザーとコミュニケーションとって売上に繋げるというやり方を取っています。各社やり方は様々ですが、webで販売員を活用するという方向性はどこも同じですね。自社のリソースを有効活用していかに売上を取るか?においてはEC単体で考えるのではなく、それぞれの販路を組み合わせて考えるべきだと、各社の施策を見て改めて学ばされます。
 
※見落としてるブランドあるかもしれませんので、ご意見頂けましたら追加してきます!

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深地 雅也
WRITER

株式会社StylePicks CEO。コンテンツマーケティングをメインに、ECサイト構築・運用・コンサルティング、ブランディング戦略立案、オウンドメディア構築、販促企画などをやってます。最近はODM・OEMメーカーのブランド設立支援、IT企業のアドバイザー、服飾専門学校講師、ライター業なども手がけてます。

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