ファッション全般  2019-04-02

ファッションウォッチャーにおすすめ!効率のいい雑誌の見方と、抑えておくべきポイント。

 
ふと思い立って数えてみると、購読している雑誌のトータルが40冊を越えていたことに気づきました。完全なる“趣味”から始まったものだったのですが、「仕事に活かせる!リサーチができる!」とわかってからというもの、形に残って後から見返しやすい雑誌の価値に今あらためて感動しています。
 
こうして過ごしているとトレンドキャッチが不可欠なファッション・美容業界の方からよくこんな質問がやってきます。「見ていたら疲れるのだけど、どうやってたくさんの雑誌を読んでるの?」ごもっとも!なので今回は、私自身が実践している効率のいい雑誌の見方、これさえ抑えておけば頭に入りやすいポイントをそれぞれご紹介します。
 

使用する媒体は、筆者の最愛「SPUR(シュプール)」。20代〜40代の女性を対象にした、日本のモード・ハイエンド系ファション誌。

 
 
 

効率のいい雑誌の見方「自分にあった方法を見つける」。

 
ファッションや美容の世界では「スタイルを提案すること」が一番のお仕事。そのため市場で今どんなスタイルが支持されているかまず“知る”ところから始まります。これらの業態は多くの会社で雑誌が常置されていて、チェックをうながされることも多いのではないでしょうか。いかに疲れず、いかに飽きずにスピーディーに見られるかには、自分にあった見方を模索することがおすすめです。
 
目次に目を通す。
 

 
「本を読む際は、目次から見ろ」ということを耳にしたことがないでしょうか?小説やエッセイでは要点や結論を初めに理解しておくことで、時間短縮や読みやすさにつながるといわれているのですが、ファッション誌でもこれは同じ。コンテンツ内容に先に目を通すと見たいページの場所を確認でき、目的のないダラダラ見が解消されます。
 
チェックしたいポイントを1つに絞る。
 

 
たとえば私の場合ライターですので、誌面で見る第一優先をページのキャプション(タイトル・見出し・説明文)にしています。雑誌は情報量が多いものなので、端から端までじっくりチェックしようと思えばかなりの時間と集中力が必要。
 


 
スタイリング、アイテム、ヘアー、メイク、レイアウトなどなど……。ここだけは必ず見る!というポイントをあらかじめ決めていると、他のものに目がくれず頭に入りやすいですし、得たい情報に対して読み終わった後の満足感があります。
 
流し見をして、気になったコンテンツにだけ後から戻る。
 

 
とにかく見ることに慣れることが肝心。ですので一冊でも多くの雑誌をクリアできるよう、初めはすべてに目を通すことを目標にパラパラと流し見でもOK。気になったページで止まるのではなく、後からそのページだけに戻ることで、よりじっくり時間をかけて見ることができ、印象にも残りやすくなります。
 
 
 

抑えておくべきポイント「記憶の所在をどこか決めておく」。

 
リサーチとなれば情報収集しなければならないというミッションがあります。「結局、身についているかわからない……」ということがないように、インプットした情報を溜めていく記憶のうつわが必要です。記憶は自分が思っている以上に儚く、頼りにならない。だからこそ悩んだ時、迷った時に、あれだ!とすぐ思い浮かべられる要点、場所を明らかにしておくと後から楽ちんです。
 
 
■ 連載企画を把握すること
 

 
たくさんの雑誌を購読していると、各々の違いや特色に気づいていくようになります。スタイリングが上手な雑誌、必ずジュエリー企画がある雑誌、ビューティーコーナーが豊富な雑誌など。その雑誌の連載企画をある程度把握していると、これを見るならあの雑誌!と情報が探しやすくなります。
 
 
メモをとること、写真を撮ること、スクリーンショットで保存しておくこと。(可能ならスクラップも!)
 

 
前述した通り、人の記憶とは儚いものです。見たもの、知識、表現を忘れないよう、メモやノートでまとめておくと便利です(私は専用ノートを常備しています)。急ぎの時はパシャっと写真、携帯やウェブマガジンでサクッと見る場合にはスクリーンショットをうまく活用。オンラインで管理するならば絶対に撮ったら撮りっぱなしはNGで、フォルダ分けを行ったり“整理”とセットはマストです。
 
 
メインのモデルを覚えておくこと。(1〜3人)
 

 
ファッション誌にはモデルという登場人物がいます。専属モデル、レギュラーモデル、読者モデルなど雑誌によってマチマチですが、気になった企画ページを覚えておきたい際、そこで起用されているモデルや表紙を覚えておくのもわかりやすいひとつの手です。
 
 
 
数百円で手に入るとってもお得なインプット。“楽しみ”ながら、“楽(らく)”しながら、ぜひ試してみてくださいね。

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松本寧音
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