ファッション全般  2019-04-30

「自分らしく」服を着るコツ #2

「自分らしく」服を着るために、自分を知るためのヒントを集めた前回。[前回の記事はこちら。→『 「自分らしく」服を着るコツ #1 』]
今回は自分の好みを知ったうえで、いざ!その服を自信を持って着られるよう、「似合う・似合わない」のバランスの取り方について壁を破っていきたいと思います。
 
 

step2:“好きな服”と“似合う服”、どちらが自分にしっくりくるかを考える。

 
「自分らしさ」は自分に対して嘘をつかないこと。それならば、好きなものをそのまま着ればいいのでは?と答えるファッショニスタもいるかもしれません。決して彼らは自分のセンスに驕っているわけではないのですが(そうじゃない人もいるのは置いといて)、本人たちもそういえるだけの服で失敗と苦労を重ね、時に笑われたり後ろ指をさされながら、傷ついたり燃えたり、変態なら喜んだりして、自分のスタイルを研究していったからです。
 
ですが、誰しもがそんなハートを持っているだろうとツッパるのはお門違い。似合っているか似合っていないかわからない服を堂々と着るのは、なかなか勇気のいることです。大前提として伝えたいのは、好きな服と似合う服は“必ずしもイコールではない”ということ。それとおなじく、好きな服が“絶対自分に似合わないことはない”ということ。自分らしく服を着こなすには、正反対の2つの方法が考えられます。
 
 
 

①【似合うかどうか無視方式】好きな服に身を包むことの本当の意味。

 
これは言うまでもなく、似合う・似合わないを完全に無視する方法です。しかし前述したファッショニスタの言い分とは少し違い、似合う・似合わないを無視したとしても、それが本当に好きな服なら“似合う服よりも魅力的に見える”ことがあるということです。
 
一人の女優さんを用いて話をしてみましょう。
 

 

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あなたといるとつまらない日常もファンタジーになる だけど幻にはならないで欲しかった #21世紀の女の子

橋本愛さん(@ai__hashimoto)がシェアした投稿 –


 
橋本愛さん。代表作に、映画「告白」「貞子3D」、ドラマ「あまちゃん」「西郷どん」があり、一見大人しそうな清純派に見える彼女を突き動かすのが、大好きなファッションの存在。好きな映画や本はそれまで生きてきた環境によって左右されることもあるけれど、服はなぜその服が好きかを説明できないほぼ「本能」なものだから惹かれるのだと、出演したアナザースカイで口にしています。
 
このアナザースカイが記憶に残っている人もいるのではないでしょうか?彼女はここで『似合わない服が着たい』とハッとするような言葉を扱っています。
 


 
自分が活きる服、つまり似合う服がこれだと自他ともにわかっていたとしても、自分が好きだと思える服のトキメキには敵わないと橋本さんいわく。それを証拠に同番組でロンドンを訪れては、ドーバーストリートマーケットに置いてある「モリー ゴダード」の服の中から、彼女の凛としたイメージからは想像もつかない、ボリューミー且つガーリーなピンクのドレスをチョイスしています。
 

 
「似合わない」と自分でわかっているからこそ、試着はちょっと恥ずかしそうに……。大女優や個性的な人だからといって、無敵でも特別でも鉄のハートを兼ね備えているのではないということが見て取れる描写です。好きな服には、誰でも憂いや照れくささが付きものなのです。
 

 
彼女はこのドレスを着た瞬間、魔法がかかったように足取りが軽くなり、店の中を小走りで駆け抜けていきます。選んでいる表情も、ドレスを着て鏡の前に立った自分を見た際の表情も、もう有無を言わせないくらい輝いていて、「これは彼女だから」「センスがいいから」「元が可愛いから」など、へりくつが喉の奥に引っ込んでいく様。外見の良し悪しがどうであれ、どんな人であれ、キラキラした目をした人が素敵に見える経験はみなさんにもあるのではないでしょうか。
 
似合っていてもいなくとも、自分自身を高めてくれる心から好きな服が体の内側からエネルギーとなって滲み出て、その人を通常の概念では考えられない効果で魅力的にみせてくれる。これが好きな服を着るメリット、好きな服を着た人だけが得られる唯一無二の輝きです。
 
 
 
しかしそうとはいっても…… と、石橋を叩いて渡りたいあなたのために、次回は反対の似合わせる方式を一緒に考えてみましょう。
 

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松本寧音
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