若者の目  2019-05-15

Best Kicks ”adidas originals Superstar”

僕自身、何十足、何百足とスニーカーを所有するいわゆる”ムカデ”では無いが、スニーカーが好きで過去それなりに変わったスニーカーも何足かは履いてきた。そして履く頻度が高い物や、お気に入りの物は決まって”各ブランドの定番品”だ。
 
コンバースのオールスターやアディダスのスーパースター、ナイキのエアフォースワン等挙げだすとキリがないが、どのモデルにも違ったストーリーがありそれぞれに違った魅力がある。
 
今回は僕がこよなく愛する「adidas originals Superstar」の魅力を解説していきたいと思う。
 
案外知られていない事かも知れないがこの”スーパースター”はバスケットシューズとしてデビューした。
 
「まるで素足に3本線がプリントされているようだ」
 
これはかつて、スーパースターを履いてプレーしたNBAのスター選手、カリーム・アブドゥル・ジャバーが残した名言である。柔らかなスムースレザーのアッパー、貝殻をモチーフにして生まれたつま先ガード用のシェルトゥ、当時のバスケットシューズの中ではかなり優秀な逸品だったと言えるだろう。
 
実際にその機能性の高さから当時のNBA選手の半数程がスーパースターを着用していた事もあり、スポーツシューズとしてかなりの人気があった。そしてRUN-D.M.Cとの出会いにより人気は加速して行く。
 
彼らは、アンダーグラウンドな音楽だったヒップホップを一気にメジャーシーンに引っ張り上げたヒーローだ。彼らのステージでの衣装はアディダスのセットアップに、カンゴールのハット、太めのゴールドチェーン。そしてその足元には彼等のアイコン、紐無しのスーパースターが輝きを放っていた。
 
また”マイ アディダス”という楽曲に合わせ観客がアディダスのスニーカーを高々とあげる景色を見たアディダスは広告塔として100万ドルの契約を結ぶ事となる。当時、スポーツ選手以外にスポンサー契約を結んだのは彼らが初めてだった。
 
これはスポーツ、ヒップホップ、ファッションが初めて結び付いた歴史的瞬間だったと言える。このアディダスブームは世界の都市へ飛び火し、ストリートにおける「スーパースター」の人気は絶対的な物になった。
 
いかがだっただでしょうか?
 
当たり前に履いているスニーカーも発祥や通ってきた道のりを知るとスタイリングのヒントにもなって面白いものです。皆さまもお気に入りよスニーカーのルーツをさぐってみてはいかがでしょうか。

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左内竜也
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