店舗マネジメント  2019-08-18

優秀な店舗責任者の共通点④

 
こんにちは!
本日は筆者が考える『優秀な店舗責任者の共通点』の最後の3つ目を上げたいと思います。
 
前回記事を反芻する形になりますが、ファッション業界では採用タイミングで人材の厳選はし辛いことから、人材を創る、則ち『教育』こそが今回の優秀を定義する最上位概念として捉えております。
 

③チューニングスキル

 
店舗責任者の務めとして、やはりメンバーのモチベーション管理もそうですが、メンバーの離脱を防ぐための教育もまた必要になってきます。
 
50%に近いというデータもあるアパレル販売員の離職率。よく言われているのは給与面ですが、様々な要因は事実としてあります。
 
自分は、販売員という職に面白みを見出すことが出来ず、働く意義を理解できぬまま辞めていったスタッフを多く見てきました。
 
『なんのために働いているか』
 
『将来はどんなことを成し遂げたいのか』
 
という大義は働く上で重要です。
 
メンバーが日頃から取り組んでいる仕事に対して意義や目的をしっかりと明確にし、時にはしっかり伝えてあげないといけません。
 
これまで、販売活動を体系的に捉えて伝えることや、スケジューリングなど、どちらかというと『目の前』の業務についての指導が中心になっていますし、業務を遂行する側としても、目の前の業務に集中する形になり(どうしても仕方がない)視野が狭くなりがちです。
 
そうなると、働く意義を見失ってしまうケースが多くなります。どんな仕事をしていても、結果が中々出なかったり、うまくいかなかったりすると陥ってしまうケースは時折あるのです。
 
将来ビジョンが完璧に設定されている人物であれば話は別ですが、正直、将来設計から就職先を選んでいる人は結構珍しいと思います。というより、なかなかいないでしょう。
 
では、どのように教育をしていけば良いのか。
 
無論、多くのコミュニケーションを取り、相互理解を深めるのは前提です。
 
その上で、例えばストレングスファインダーで適性把握を行うといった手段もあるでしょう。それもかなり有効な一つです。
 
しかし、その中でも比較的に行いやすい手段としては『チューニング』です。
 
事実、チューニングの「上手さ」も優秀な店舗責任者の共通点でありました。
 
チューニングとは物事の考え方や物事の定義を変換させて、認識統一する技術を指します。
 
一言で言うと
 

良い感じになるように、調整する。

 
ということです。
 
詳しく説明するために、チューニング要素の代表的な例として『ラダー効果』を説明します。
 
ラダー効果とは
 

仕事の意義、目的を見出す技術

 
になります。
 

 
仕事の意味は、その捉え方次第です。
仕事そのものの行動そのものを捉えるのか。
または、目的を捉えるのか。それとも意義を捉えるのか。
 
 
私たちの生活の中にもたくさんあります。
 
たとえば、ある日の夕飯づくり。
 
「夕飯をつくっている」という行為レベルか、「家族の栄養バランスを支えている」という目的レベルか
「家族がずっと幸せに過ごせるように健康を支えている」といった意義レベルか。
その捉え方次第で、夕飯づくりに対して湧き出るエネルギーの大きさに違いがあるはずです。

 
 
 
 
こうしたラダー効果の技術を用いながらチューニングを行うことのできる店舗責任者は、メンバーのモチベーションを上手く維持し、最終的に自身の店舗の予算達成に持っていきます。
 
こうした広い視野での『教え』も責任者には必要です。
 
次回、今回のテーマのまとめを行います。
本日もお読み頂きありがとうございました。

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高木智史
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