ブランド・ビジネス  2020-02-29

おじさんが気づかないInstagramのハイライトを使ったwebメディア化

ファッションブランドで「オウンドメディア 」を運用するブランドが増えてきたせいか、弊社にも様々なご相談が寄せられています。何をもってオウンドメディアと呼ぶかにもよりますし、既にブランド公式サイトで日々コンテンツを更新しているところは既にオウンドメディアとして機能しているのでは?とも思いますが。

 

わざわざ新しいwebサイト作って運用せずとも自社ならではのメディアの構築ってあると思うですが、最近はInstagramの機能を使ってうまくメディア化を実現させているブランドが散見されるようになりました。

 

上記アカウントのように、ハイライトを使って様々な切り口を作り、掲載しておく事でwebサイトやオウンドメディアと変わらない情報を見せる事が可能になっています。むしろUIを考えると、若い世代はこちらの方が使いやすいでしょうし、ブランド側もwebサイトを改修するという投資をしなくても、Instagramのフォロワーに見せたい情報を見やすく伝える事が可能になります。

 

これを発見した時「こっちの方がWebサイトよりUI優れてるし見やすいやん…。」と思って調子に乗って知り合いの若者に「すごくない??」と連絡したところ「いや、それ普通なんですけど。。」という返答…。バカな…。これはあの噂の「おっさん化現象」ではないか…。と思ったところが一連の出来事です。すみません、取り乱しました。

 

そんな訳で、大半がおじさんである弊社のサイトなら新しい発見として受け入れてもらえるかと思いここに記します。(既にお気づきのおじさんがいましたらすみません…。単純に僕の修行不足です。)

 

 

自社サイトの方針に沿って作られる切り口

「ハイライト」と聞くと、我々アラフォーおじさんの多くは「あ、あぁあれやろ、タバコの銘柄?」となる人が多くいらっしゃる事が予想されますので、そういった方々の為に簡単にご説明しておきますと、Instagramのストーリーズに投稿した内容は24時間で消えてしまうのですが、残しておきたいものはプロフィール欄に残しておく事が可能なのです。筆者と同世代は、恐らく最もInstagramを使わない世代ですから、「ストーリーズって何?」という人も少なくないのです。これもおっさん化現象ですね。

 

・ブランド公式サイト風

 

冒頭でご紹介したブランドでは、シーズンごとのルックを分けておき、ブランド公式サイトのコレクションページのように使う手法ですね。強化品番やコーディネートページも別にあり、Webサイトのコンテンツ記事と遜色ない感じになっています。更に動画で流れてくれますし、タップしたら切り替わるのは、ECサイトのコレクションページを見るより遥かに見やすい

 

コンセプトを掲載しているブランドもあったり。

当たり前なんですが、ページ遷移する時間が短すぎるのでめっちゃ快適…。そりゃ若者はこっち見ますよね。

 

 

・ライフスタイル提案

ライフスタイル提案型のブランドは、自店が提案する切り口をそのままハイライトに活用できます。フィードではカテゴリー分けがやや、やりにくいところも、ハイライトならカテゴリーが一目瞭然。

本当、こちらもWebメディアのグローバルナビゲーションみたいですね。

 

 

・商品レビュー

ECサイトにレビュー欄を設けるのって、ページの改修が必要になるのでちょっと大変なんですが、これなら担当者一人で簡単にレビューも掲載可能です。メンションされたストーリーズの投稿をスクショして残しておけばこういった運用も簡単にできますね。

 

 

・スタッフコーデ

こちらも同様、ECサイトにスタッフコーデを掲載しようと思うと、一つページを作らないといけませんし、時には外部サービスとの連携(スタッフスタートとか)も必要になります。販売員さんが自社にたくさんいて、既に規模感のあるブランドならともかく、そうでないブランドはそこまで投資しても投稿頻度が担保できない可能性もあります。そういった時にこの手法は、導入のハードルが低くて重宝しますね。

 

 

・着用方法

アイテムによっては着用方法がわかりにくいものも、ハイライトでお知らせしておけば簡単にわかりますね。ECサイトの弱点を上手くカバーしています。ECサイトの商品詳細ページにこの動画を差し込みたいですな

 

ハイライトの機能自体はもう数年前から実装されているのですが、こういったwebメディアのような見せ方になってきているのは面白い現象だなぁと思います。特に印象的なのは、情報の入り口としてInstagramを使うのはわかりやすいのですが、手間やお金がかかってwebサイトに載しきれない情報をこういった工夫一つで実現してしまうのは今っぽいです。人件費除いたら実装費無料ですからね。ページ遷移のスピードもこちらの方が圧倒的に早いですし、ブランド属性次第では大半の情報はInstagram上だけでいいのでは?と思ってしまいます。若者ブランドはとうに活用していますが、まだ活用できていない上層部がおじさんの部署はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

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深地 雅也
WRITER

株式会社StylePicks CEO。コンテンツマーケティングをメインに、ECサイト構築・運用・コンサルティング、ブランディング戦略立案、オウンドメディア構築、販促企画などをやってます。最近はODM・OEMメーカーのブランド設立支援、IT企業のアドバイザー、服飾専門学校講師、ライター業なども手がけてます。

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