特集  2020-11-26

「着なくなった服」がトレンドアイテムに早変わり?リデザインが生産量を最適化する未来

Sponsored by HOPE INTERNATIONAL WORKS Co.,Ltd.

 

お気に入りだったワードローブがいつの間にか記憶から薄れていき、普段から「着用する服が無い!」と感じているのにクローゼットだけはぎゅうぎゅう…、といった体験はございませんか?

 

ファストファッションが日本でも流行して10数年が経ち、誰もが安価でおしゃれな洋服を購入出来る時代になりましたが、その分、着用されないままクローゼットに眠るお洋服もたくさん増えてきた事でしょう。日本人は平均で100着程度の衣服を保有しているといったアンケート結果もあり、自分では認識していないくらいの数を保有しているものです。

 

それだけある洋服が、いつの間にか着用されずに放置されるのは考えてみても不思議な事なのですが、着用しない理由は何なのでしょうか?筆者の経験上では、

 

「トレンドが過ぎてしまい、今着用するとちょっと恥ずかしい。」

「破損した部分があり、そのまま放置している。」

「体型が変化してしまい、着用出来なくなってしまった。」

「買ってはみたけど、実際に着用してみるとしっくりこなかった。」

 

などなど、理由は様々。これらの事情から「致し方ない」と蓋をしてしまっていませんか?

 

実はこれを全て解決してくれるショップがあったのです。

 

サロンドリデザインクローゼット=通称 リデクロ

 

サロンドリデザインクローゼット(以下、リデクロ)は先述した様々な「洋服を着用しなくなった理由」を解消してくれるサービス。

 

「リメイク?洋服のお直し屋さんなんて以前からあるでしょ?」

 

とお思いの方、リデクロは他のお直し屋さんとは大きく違います。筆者があれこれ言っても説得力が無いので、実際にお店にお伺いしてそのサービスに触れた内容をご紹介したいと思います。

 

 


リデクロ堀江店に来てみました!

リデクロは全国に4店舗あり、大阪には堀江に店舗がございます。では早速、スタッフの方にお話を伺ってみる事に。

 

筆者F:お直しメニューはどこのお店でもそれほど変わらないと思うのですが、リデクロは他店とどう違うのでしょうか?

 

スタッフ:リデクロでは、様々な専門分野に特化したスタッフが揃っていますので、お客様のより細かいご要望にも対応する事が可能です。例えば「デニムに強いスタッフ」や「スーツに強いスタッフ」のような感じですね。以前の職歴がアパレルメーカーのデザイナーやパタンナー、デニムの縫製工場だったり、販売経験があるスタッフもいたりと、業界での経験に応じて対応可能な幅が広がります。

 

特に、生地に合わせてお直しのご提案が出来る事は大きな強みですね。洋服は素材によって特性が全然違ってきますから、一人で全ての事を網羅するのは不可能ですし、長く着用するものですから細かな配慮が本当は必要なんです。

 

筆者F:スタッフの方から提案があるのは助かりますね。お洋服の知識が無い状態でお直しすると、間違ったやり方でご依頼してもそのまま実行される事もありますからね。裾直し一つとっても「最適な長さって?」と不安になりますから、おすすめしてもらえるのは安心です。

 

お直しの中でも、特に要望が多い内容はありますか?

 

スタッフ:デニムの破れた箇所のタタキ(穴と周囲の生地を補強)、スラックスの股ずれ、ポケット口の裂けなどですかね。このようなお直しに関しては男性が多く、女性は傷を直してまでお洋服を着ない、といったざっくりとした傾向はあります。

 

筆者F:そういった簡単なお直しが出来るという認識も、一般的にはそれほど浸透していなさそうで勿体ないですね。本来であればお直ししながら長く着用出来るものも、ちょっとした破れ等で気持ちが萎えちゃって着なくなったり、捨ててしまう事がありますから。

 

スタッフ:そうですね、中には「まだ着るの?」というレベルでボロボロの物までお直しを希望されるお客様もいらっしゃるくらいです。買うより高くつく場合もありますが、「それでもどうしても着たい!」という思いが強いとお直しを優先されます。「お直しすればお気に入りのお洋服が長く着用できる」という認識があるのと無いのとでは考え方に大きな差がある気がします。

 

ペットが亡くなった後、ペットの服を骨壺にリメイクしたい、といった要望もあり、お洋服と思い出は切っても切り離せない大切なものだから、長く着れるに越した事は無いですね。

 

衣料品の廃棄が問題になっている昨今ですが、一般的に「直せる」が浸透すると廃棄量も減らせるので悪い点が全く無いんですよ。

  

re:makeではなく、re:DESIGN である事の意味

筆者F:リデクロでは技術・設備を強くプッシュされているイメージなのですが、どういうメリットがあるんでしょうか?

 

スタッフ:店舗とは別に「ソーイングラボ」と呼ばれる施設があるのですが、店舗で対応出来ない作業を担保しています。高い技術力を備えたスタッフが常駐していて、最新の設備も揃っています。また私達の会社はアパレルOEM事業で年間70万着もの洋服を生産するノウハウを持っていますので、いち早くトレンドを活かすことが可能です。設備は対応するアイテムによって特化しているものなので、幅広いアイテムに対応する設備を用意するのは難しいのですが、リデクロではどのようなアイテムにも対応出来るよう準備しています。革だろうと紳士服だろうと縫えますし、デジタル化された最新型のミシンも備えてますよ。お客様のご要望が細かく、他社さんでは断られるような内容でもリデクロなら対応可能な場合はよくあります。

 

筆者F:リメイクを希望するようなお客様は特にこだわりが強そうですね。Webサイトにも記載がありますが、「デザイナー・パタンナー」出身の方がいらっしゃるのも心強く感じます。

 

スタッフ:はい、有名ブランドで勤務経験のあるスタッフが常駐していますし、ラボのソーイングディレクターがとにかく経験豊富ですね。だからこそ、お客様の難しいご要望も受ける事が出来るんです。ご依頼内容を見た時に「綺麗な状態でお渡しできるか?」を判断するにはそれなりの経験値が必要ですから。ご依頼内容をまとめた「カルテ」は店舗でお客様からヒアリングしながら作成するのですが、ラボにお渡しする際に「この要望なら違う方法の方が綺麗に見せられる」などアドバイスをもらえますので、店舗スタッフも業務をこなす度に鍛えられます。技術力の高いスタッフが勤務する事でチーム全体が強化されるのも良いところではないかと。

 

筆者F:確かにお客の立場からすると「思っていたのと違った」が一番のリスクですからね…。それを回避する為にも技術力の高いスタッフが勤務されている、というのは安心感があります。

 

スタッフ:お客様の大切なお洋服を預かる立場ですから、イメージのすり合わせはとても大切ですね。店舗スタッフとしてはお客様のご要望に応え、それを相違なくラボに伝える役割を担っていますから、フィッティングやカウンセリングにとにかく時間をかけます。2〜3時間かかる事もありますが、お客様と仕上がりのイメージをすり合わせるには必要な工程なんです。

 

筆者F:そのようなお話を聞きますと、「洋服を直します・リメイクします」というサービスより、「洋服の良き相談役」といったサービスのようにも聞こえますね。お直し一つ取ってもトレンドを反映してくれたり、ここに来るだけでおしゃれのご相談が出来るじゃないですか。

 

スタッフ:そうですね、常連さんなんかはそのような使い方をしてくださったりします。「体型が変化したんだけど、今ある服をどう直したら良い?」のようなざっくりしたご相談を頂けるのは、サービスを信頼してくださっているからなのかなぁと感じます。私たちは自社のサービスを「リペア、リメイク」と呼んでいなくて、あくまで「リデザイン」と呼んでいるのですが、お客様のワードローブ全体をリデザインする、といった意味を込めています。お洋服を取り巻くライフスタイル全般をリデザイン出来る事が理想ですね。そういった気持ちで普段からお客様のご相談に乗るようにしています。

 

筆者F:ファッションには普段の生活を一変させる力がありますからね。そう思うとお直し一つ取っても役割としては非常に重要です。僕も街のお直し屋さんによく行ってましたけど、技術はあるけどトレンドに疎い感じの方が多いイメージで、安心して相談出来ない環境だったりします。スタッフに若者が多く、しかも業界経験がある事のメリットが「気軽に服の相談が出来る」事に繋がっているんですね。何か、ある意味では自分のクローゼット全体をオーダーメイドしてくれるような印象も受けます。

 

新山:お客様のニーズの中には、はっきり言語化出来ないけど、とにかく「良く見られたい」といった要望は確実にありますから、そういった意味では本質的にはオーダーサービスと満たしている内容は同じかもしれません。実際、カジュアル服のオーダーサービスもご提供していますしね。

 

クローゼットの中にある着用しなくなった洋服を活かして、今のトレンドを反映させながらお客様のオーダーに応える事は、洋服の廃棄を減少させる事にも繋がります。思い入れのあるお洋服を長く着用するのは、地球にもご自身のライフスタイルにも優しい世界に繋がっていると信じています。

 

サロンドリデザインクローゼット

 

ヤボったい昔のデザインもトレンドアイテムに昇華?

筆者F:簡単なお直しについてはお伺いしましたが、現場で一番技術力が試される場面はどういった時なのでしょうか?

 

スタッフ:やはり、お洋服のパターン(型紙)を変化させるものは相当な手間と技術力が必要になります。よくあるご要望ですと、80年代の肩パッドが入ったビッグショルダーのコートやジャケットを今の時代でも着やすくしたい、といったものですね。特にハイブランドの物になりますと、捨てるのも勿体ないし何か活用できないか?と考えるお客様が多くいらっしゃいます。お客様のお父様やお母様が着用されていたものを活用したい、という時もありますね。お値段が高い商品は生地がしっかりしている分、耐久性はあるのですが、デザインが問題で着用されなくなる事はよくありますから。

 

筆者F:なるほど、確かに丈の長さから身幅の広さなどはトレンドで変化しやすいですし、ショルダーに関しても同様ですよね。今から10年前くらいにバルマンが80年代とはやや違ったパワーショルダーを打ち出していたように、時代によるデザインの変化にパターンから対応してもらえるのはとってもありがたいです。

 

スタッフ:店舗スタッフに元販売員がいるからこそ、そのようなレコメンドも出来ますね。「昔のデザインがちょっと野暮ったく感じるからどうにかしたい。」というざっくりしたご要望でも、「今はこんなトレンドだから、こういう風に変化させると違和感がありませんよ。」とお勧めする事が可能です。パターンまで変えたい、というご要望はハイブランドのアイテムが多く、長く着用する事が可能になるとお客様の喜びもひとしおです。このようなサービスが実現出来た事も、技術力の高いパタンナーが常駐しているからですね。

 

筆者F:どのようなブランドを持ちこまれるのでしょうか?

 

スタッフ:シャネルさんのジャケットですとか、ディオールさんやバーバリーさんのコートなど、歴史のあるブランドがやはり多い印象です。ブランドの歴史があると、その分デザインも変化しますから。ブランド自体が今も流行しているなら尚更、直して着用したいという気持ちにもなるでしょうし。

 

筆者F:その気持ち、めちゃくちゃわかります。僕は割と早めにお洋服を処分しちゃうのですが、そのような対応が可能と知っていたら直しに来ていたと思います!今って簡単にメルカリのようなC to Cのアプリでリセール出来てしまうので、洋服を長く着用しようという気持ちが希薄になりがちですが、トレンドに合わせて作り替えてもらえるなら長く着用できそうです!

 

スタッフ:ファッション業界は、新しいトレンドを打ち出す事で、古いトレンドを陳腐化させて買い替え需要を喚起させますからね。それがファストファッションの台頭によって加速しすぎた結果が、昨今の消費スピードの原因になっています。トレンドが過ぎ去った服は簡単に二次流通に流れたり、また廃棄されたりしますから、私たちのサービスが少しでも抑止力になればとは思いますね。「洋服を捨てなくてもトレンドは追っかける事が出来るんですよ」と常々、お伝えしたいと思っています。

 

筆者F:「捨てなくてもトレンドは追っかける事が出来る」というのは盲点ですね。ファッション業界は今、空前絶後のサステナビリティブームで、どのブランドも「環境保全」や「アニマルライツ」などをプッシュしていますが、グリーンウォッシング的に見えてしまう事も多々あります。でも、消費スピードを「リデザイン」によって調整する、といった働きかけはとても納得感が強いです。

 

※グリーンウォッシング…環境配慮をしているように装いごまかすこと、うわべだけの欺瞞的な環境訴求を表す。

 

スタッフ:そうですね、結局は衣料品の生産量をどう適正化するのか?に行きつくのですが、「服を買わない」や「捨てない」というだけでは不十分だと思っていて、「どうやって?」が抜け落ちているんです。そのHow?の答えの一つこそが私たちのサービスである「リデザイン」なのだと信じています。

 

筆者F:買う側からしたら、ただただ「ファストファッションは買わないで」や「なるべく長くお洋服を着ましょうね」と言われても、短期的に自分に目に見えるメリットはありませんからね。目の前のお客の要望に応える事が、最終的にサステナビリティに繋がっている、というのは最適解のように思えます。

 

スタッフ:私たちも、理念だけでサービス内容が形骸化しないよう、スタッフそれぞれがSDGsの勉強を欠かさないようにしています。毎月、店舗ごとにスタッフ一人一人が取り組みを決め、それに向かって行動するようにしていますね。昨年、私達の会社のコアバリューが8つ策定されたのですが、その中のひとつにSDGsがあり、全社をあげて取り組んでいます。

 

筆者F:そういったお話をスタッフの方が出来ると、サステナビリティの啓蒙も店舗で可能ですね。お客側も、ただただ自分の思い出のアイテムだからもっと長く着用したい、という気持ちで来店したけど、それが結果として環境保全に繋がるのであれば悪い気はしませんし、また次回も来てみようかなって思いますからね。

 

スタッフ:そう言って頂けますと私たちも活動のしがいがありますね。ところで今回、Fさんはどのような思い出のアイテムをお持ちになられたのでしょうか?

 

筆者F:今回、僕が持ってきたのはこちらのジャケットになります。これの肩幅を今っぽくつめたいのですが、そういった事も可能なのでしょうか?

 

スタッフ:はい、このお直しは対応可能ですね。肩パッドが入っていますので、それを抜いてから幅をつめます。その際、前見頃もやや修正が入りますのでお客様のサイズを測りながら慎重に仕様書を作成致しますね。難易度の高い作業にはなりますが、是非ご対応させて頂きたいと思います。

 

まずは店舗スタッフが何cmつめるのかを確認。経験豊富なスタッフに採寸してもらいますので安心感があります。

どういった仕上がりになるのか?を丁寧に説明して頂きます。具体的な修正方法も共有して頂けますので、服の構造の理解も深まりますね。

このような現場スタッフの丁寧なお仕事が詳細な仕様書に反映される訳ですね。どの程度つめればどのように見えるか?が想像出来るのもスタッフの技術力の賜物ですね。

 

スタッフ:お疲れ様でした。仕上がりは20日後になりますので、作業完了しましたらご連絡致しますね!

 

筆者F:ありがとうございます!到着が待ち遠しいですね。

 

今回のご依頼は大きなデザインの変化はありませんでしたが、アイテム自体が全く別物に変貌する場合もあるのでしょうか?

 

スタッフ:はい、特殊なご依頼ですと、二つのアイテムを組み合わせる、というものがありますね。例えば、

こちらのアイテムはデニムジャケットとモッズコートという二つのアイテムを組み合わせて、異素材のコンビのコートを作り上げています。着用しなくなったアイテムを二枚使用する事で、全く顔の違うアイテムが誕生するのは「長く着用する」とはまた違った価値提供ですね。組み合わせによっては、ハイブランドのデザインのように尖った物も生み出す事が可能です。

 

筆者F:これはすごい…。全く別のアイテムに生まれ変わっていますし、確かにリメイクの枠を超えてデザインに近いですね。まさにリデザインの真骨頂を見た気がします。自分たちが気づいていないだけで、使わなくなった洋服の活用方法の幅はめちゃくちゃ広いんですね。

 

スタッフ:そうですね、私たちもご依頼があって初めて可能性を見出すものもありますから、ご依頼が学びになる事は珍しくありません。

 

また、お客様がお気づきになっていないものですと、一番多いのは「幅を広げる」といった対応ではないでしょうか。つめる事が出来るのは知っていても、広げる事が出来る認識が無い方が多いです。

 

筆者F:え、洋服って幅広げれるんですか?!一体どうするのでしょうか?

スタッフ:こちらのお客様のお写真を見て頂ければわかりやすいですかね。テーラードジャケットで言うところの「細腹」の箇所に別の布をあてて幅を広げます。それに合わせてアームにも同様の布をあてて全体のサイズ感を調整します。まったく同じ生地を合わせる事が不可能ですが、似たような質感やお色で合わすと違和感がそれほどなく幅を広げる事が可能になります。

 

筆者F:体型変化によって洋服が着れなく事はよくあるのですが、大概の場合、太ったせいで着れなくなります。でも洋服って、つめる事は出来ても幅を広げる事は物理的に無理だと思っていますから、太って着れなくなったらもう諦めていたんですよ。この対応が可能なら、洋服の再利用の可能性は格段に上がりますね。

 

スタッフ:はい、「幅を広げる」といった対応に関してはもっと多くの人に知って欲しいですね。体型は生活習慣で決まってしまいますから、無理なダイエットをしなくてもリデザインで今の生活習慣に合った洋服に変えて頂くだけで、お気に入りだったアイテムがまた活躍出来るようになります。

 

筆者F:すみません、ご依頼したばかりで恐縮ですが今度自宅に眠っている洋服をいくつか持参して、まとめてご相談させてください。再利用出来るとわかった服がたくさんありますので…。

 

スタッフ:もちろん、何でもご相談ください。まとめてお持ち頂けましたら、パターンの修正から、1週間コーディネートまでご提案させて頂きますので!

 

商品が届きました!

            before                   after

 

肩幅の修正をお願いしたジャケットが届きました。見て頂いたらすぐわかるように、肩幅が大きいとしわが出来たり、少し出っ張ったりと野暮ったい印象を与えてしまうのですが、ジャストサイズですっきりとスマートな印象に変わって大満足です。唯でさえ、おじさん臭くなってしまうダブルのジャケットですが、これなら今年購入したアイテムと合わせても全く違和感がありません。トレンドを反映させながら修正してもらえると、コーディネートする時も困らないので安心ですね!

 

使わなくなった洋服がたくさんクローゼットに眠ってる…と思った方、具体的に洋服をどうするか考えていなくても、まずはリデクロに相談してみましょう。きっとあなたのクローゼットを上手くリデザインしてくれる事でしょう。

 

サロンドリデザインクローゼット

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今回リデクロのサービスを経験し抱いた印象は、リメイクとリデザインの大きな違いでした。

 

単純な「アップサイクル=お洋服を捨てない」というサービスであるなら誰でも再現可能ですが、一方で「リデザイン」は、お客と積極的に関わり、ワードローブやクローゼットの中身、果てはライフスタイルまでもデザインするものであり、業務に携わる一人一人の熱量が無ければ実現しないものであると感じました。

 

その結果、お客側が気づけなかった「お洋服は長く着用できるもの」という意識が芽生え、クローゼットの中にある着用しなくなったお洋服の活用を積極的に考えようとします。一人一人が環境保全の意識を高く持つ必要は正直無いと考えますが、今ある物を活用しながら満足度も担保される。そして、それ自体が環境に配慮されるものであるなら、お客も悪い気はしません。

 

「トレンドワードだから対応しておきたい。」

「サステナビリティが売り上げに繋がる。」

 

のように、形骸化したSDGsの取り組みが蔓延り、その内容すら広告代理店に丸投げする企業が多い中、理念がサービスに、そしてスタッフ一人一人にまで落とし込まれている事例はあまり類を見ません。

 

企業は理念を最優先し、現場は技術力と顧客満足を追求。その融合が自社の目的を達成する事は、組織のあるべき姿であり、理想なのではないでしょうか。

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