店舗マネジメント  2016-02-24

ECとリアル店舗をシームレスに

The FlagイシューECサイト大比較」

商品詳細ページがECサイトのコンバージョンに大きく影響するといった内容。

その項目として、

 

①写真 ②素材表示 ③フィッティングサービス

 

の三つがあげられています。

 
 

コーデスナップはECのキラーコンテンツ!

写真に関してはここ最近のトレンドは「着用シーン」が見えるものが増えてきています。fifthなんかはその代表例ですね。サイトのトップページにいきなりブランドイメージとなる画像をでかでかと掲載し、今までのECサイトのファーストヴューの常識を覆したと一時話題になりました。それまではファーストビューで「何ができるサイトなのか?」がわかる事が重要でした。

 

zozotownも、商品詳細ページにはWEARのブランドのスタッフコーデ写真が掲載されているくらいです。でもこれ店頭で考えれば当たり前ですよね。店頭スタッフは自分のコーディネートを含めお客様にスタイルを提案する訳ですから。その役目がECサイトでは写真だというだけです。

 

ECサイトにおいてスタッフコーデはキラーコンテンツなんです。バニッシュスタンダードという企業がスタッフコーデをより効率的にECサイトにアップできるシステムを作ってアパレル企業に売っていますが、これが商売になるくらい需要がある訳です。

 

更に、ここ最近ではECとメディアはセットで運用されている事例が多く見られます。

 

北欧、暮らしの道具店なんかはほぼメディアですし、楽天がウェブマガジンを作ったりと枚挙に暇がありません。

これらが示す通り、着用シーンがコンバージョンに与える影響は非常に大きいのです。

 

紙の雑誌がよく廃刊になっていますが、ECサイトでこれだけ着用シーンが見れるなら確かに有料の紙媒体は必要無くなるのもうなずけます。

 
 

ネッタポルテがお手本?まだ課題が多くある素材表示

素材感に関してはまだまだ課題が多くありそうです。ECサイト上で店頭と同じサービスを受けれるのがオムニチャネルの肝ですが、ECサイトで素材をどう顧客に伝えるかは非常に困難だと感じます。ほとんどのサイトで「テキスト」か「素材の図解」で表示という事はまだこれ以上の解決策がないと見受けられます。

 

今のところ素材感が一番伝わるのは、商品を「動画」で紹介する事。以前にも例で挙げましたが、ネッタポルテの商品詳細ページでは動画にて商品を紹介しています。シルエットも確認できますし、情報量が他のサイトと比べて非常に多いですね。

 
 

国内で加熱してきているフィッティングサービス ZOZOはどうする?

フィッティングに関しては、バーチャルフィッティングを導入してきている企業が増えましたね。楽天の買収した「Fit’s me」であるとか、アーバンリサーチやユナイテッドアローズも導入している「バーチャサイズ」、アンケート形式で顧客のサイズを合わせていく「ユニサイズ」などなど加熱している様相。表を見ると今のところバーチャサイズの独壇場のようですね。 スタートトゥデイが今後この部分をどうするのかも気になるところです。

 
 

ECの情報量を増やしリアル店舗とシームレスに

何度も言いますが、結局ECが何を目指しているかといいますと、リアル店舗と同じサービスをEC上で受けれる事です。リアル店舗の方が全てにおいて情報量が多いんですから、ECサイト上の情報量を増やしていくのは当たり前ですね。

 

そして情報量で言いますと、

動画>画像>テキスト

 

となりますから、商品紹介で動画を使っているネッタポルテの施策は正しいと感じます。「C CHANNEL」のようなメディアの動画化もあるくらいですから、今後ECサイトでもどんどん動画が使われそうですね。fifthはPCサイトの方では動画をトップページに持ってきていますし。

 

つまり、

店頭在庫がECで確認できるのも、

試着体験がECでできるのも、

コーディネート提案がEC受けれるのも、

 

全て店頭サービスに寄せていっているという事です。これがオムニチャネルであり、「オムニチャネル=ECで注文した商品を店頭で受け取る」ではないのです。そしてその根幹にあるのはいつでも「顧客視点」という事を忘れないようにしたいものです。

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深地 雅也
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