復習問題~仕入予算編①~
皆様。前回の問題が解けましたでしょうか?
今回は、仕入予算関連に関する問題になります。
基礎さえ身についていれば、そう難しい問題ではありません。今回も皆様。是非問題にチャレンジしてみてください。
問題
(問題12)
1年の売上予算25億円。粗利率予算52%の組織があります。1年での仕入原価予算はいくらに設定すべきですか?
(問題13)
問題12の組織の値入率目標を65%に設定した場合。仕入原価予算を仕入元売価換算すると、金額はいくらになりますか?
(問題14)
問題12・13の組織(粗利率52%・値入率65%)の年間OFF率は何%になりますか?
ヒント💡
(問題12のヒント)
小売業における仕入の基本的な考え方は?
”〇〇〇分だけ仕入れる!”です。
この考え方に沿って考えれば、どの数字を仕入原価予算として考えるか?自ずと理解出来る筈です。
(問題13のヒント)
値入率65%ということは?仕入原価率は何%になるでしょうか?また、元売価算出の計算式はどのようになるのか?過去の連載を見てもらえれば、理解できます。当然ですが、問題12の仕入原価予算の答えが出発点となります。
(問題14のヒント)
過去の連載でも述べたように、値入率と粗利率の設定の差は、売価変更できる大きさを表していることと同義です。今回の組織の売上予算は25億円ですから、問題13が解ければ、問題なく問題14が解けます。但し、一つだけ注意する点としては、OFF率算出の計算式は、OFFできる金額÷仕入元売価金額になります。OFFできる金額÷売上予算ではありませんので、そこに注意が必要です。
次回、この3問の問題の解答を発表します。
では、皆さん次回もお楽しみに。