商品分析について考えてみよう①

商品分析について考えてみよう①

商品分析について考えてみよう①

商品ごとの売上ランキング表を、今回は考えてみよう!

アパレル・ファッション小売業に関わらず、小売業の仕事に従事している読者の方々は、週だったり月で売上ランキング的な帳票をご覧になっているはずです。

 

今回からは、商品売上ランキング的な帳票を使用した分析の話を簡単に、できるだけわかりやすく皆さんに伝えていこう!と思います。

 

月・週・日の商品分析は何のために行うの?

では本題に入る前に💡

そもそも、何故小売業において、商品ランキング的な帳票を、日々または週でチェックしているのでしょうか?その目的とは、一体何なのでしょうか?

 

それは。。。

”(結果が出た時点から先の)顧客の消費動向心理を探る・知るため。”

このことになります。

そして、週次・月次の会議・MTでそのことから、

”先の商品計画のベターな案を創出・決定・実践するため”

このことです。

 

えてして、会議やMTなどは、ときに過去の結果を受けた反省ばかりに終始し、場合によっては、上司が部下に罵声を浴びせる場となっているケースが多くあります。

しかしながら、会議やMTの本来の目的は、先に述べたように、

”(結果が出た時点から)先の状況を良くするために、ベターな案を創出・決定・実践すること” 

このことを忘れてはいけません。

この目的を見据えた上で、商品ランキング的な帳票を分析し、顧客の先の心理を探る・知ることが重要なのです。

 

商品の管理ルールが重要

しかし、この上記の

”(結果が出た時点から先の)顧客の消費動向心理を探る・知るため。”

には、あることが欠かせません。

 

それは何かと言うと💡

”商品管理に関するルールがしっかりとなされていること。”

このことが重要です。

そもそも、皆さんは、自身が所属する組織の商品管理に関するルールやコード体系に疑問を持ったことがありますか?かつての私は、そのことに疑問を持ったこともありませんでした。

ですが、何も考えないままに普段使用している、自身が所属している商品管理に関するルールやコード体系が、もし自分たちのブランドやショップに見合ったものになっていなかった場合。。。

”(結果が出た時点から先の)顧客の消費動向心理を探る・知るため。”

このことを達成することはできません。

次回からは、この商品管理のルールやコード体系について、考えていきたいと思います。

では、皆さん。次回もお楽しみに。