CASE STUDY

CASE①:アパレル卸問屋

卸売がメインで複数ブランドを保有するも、直営店を持たず顧客名簿が無い(もしくは少ない)企業。小売のノウハウが無いケースが多く、店舗を出店するも、中途採用した店長にマネジメントを任せるしかなく売上が属人化し、販売員教育が不十分になりがちです。顧客名簿が無いのでECで展開しようにも、回収の目処が立たない上にノウハウが無いので、ECベンダーの選定から間違えやすく、無駄な出費が増えている状況。

【課題】 【対策】
・店舗が計画的に動けず効率化されていない ・店舗オペレーションの設計
・教育制度の不備からスタッフが育成が不十分 ・販売トレーニングの実施
・品揃えや展開に計画性がなく、対策が場当たり的 ・MD設計の精度向上
・ECのノウハウに乏しく、予算感と施策の優先順位が不明 ・ECディレクション代行・レクチャー
・販促計画が弱く、全体売上におけるECの数字のインパクトが無い ・販促計画立案・実行(WEB広告含む)

CASE②:モール発オンライン専業アパレル

EC黎明期からオンラインにてブランドを展開。モール戦略に長けているが、自前で集客が必要な自社ECの展開が苦手。ソーシャルメディアのノウハウが無く、Web広告に偏重しがち。結果、広告費を削減する事に苦労している。アパレル出身で無い事業者も多く、MDの概念が薄いせいか消化率に問題がある。

【課題】 【対策】
・コンセプトの理解が乏しく、品揃え計画にロジックが無い ・ゼロベースでMD設計の見直し
・新規流入鈍化 ・ソーシャル施策の強化/SNS広告出稿
・サイトコンテンツの活用が不十分 ・コンテンツSEOの強化
・アパレル独自の販促の打ち手がわからない ・販促計画立案・実行(雑誌掲載含む)

CASE③:ODM・OEMメーカー

製造のノウハウは持っており、低価格でクオリティの高い商材を製造する事は可能だが、企画力が弱く、ブランディングに難あり。物作りに自信があるせいか、「物の良さ」ばかりの発信になり、ストーリー性が弱く、ソーシャルメディアでも刺さりにくい。アパレル出身でも小売のスケジュール感に疎く、MDの概念が薄い。

【課題】 【対策】
・商品企画の弱さ ・コンセプトメイキングのサポート
・商品の見せ方の弱さ ・スタイリング強化
・MD設計が無い ・ゼロベースでMD設計の見直し
・Web全般に知識に乏しい ・制作段階からECをディレクション
・集客力・予算共に乏しい ・広告を含めたソーシャル施策

CASE④:D2Cブランド

Webに強く、ソーシャルメディアやインフルエンサーを活用したPRを中心に短期間で売上を作る事が得意。MDの概念が無く、ブランドを拡大、もしくは中長期的に継続していく術が無く、売却以外の解決策が今のところ皆無。アイコンや強化品番などの品揃え計画が無いせいか、消化率が上がらず、実店舗を出店しても苦戦する傾向にある。

【課題】 【対策】
・店舗の運営手法が社内に無い ・店舗オペレーションをゼロベースで設計
・人材の獲得から育成に問題あり ・採用支援・販売トレーニングの実施
・在庫消化が広告と値引きに偏重 ・MD設計を整備し、粗利益最大化を目指す
・アパレル独自の販促の打ち手がわからない ・販促計画立案・実行(雑誌掲載含む)

CASE⑤:百貨店アパレル

過去、SPA化と多店舗展開により売上を大きく伸ばしてきた百貨店アパレル。売り場を取る事は得意とするが、ブランドの企画に難があり、新規獲得と新商品開発が困難な状況。売上がチャネル(百貨店中心)に依存しており、新しいチャネルへと販路を変えていく必要あり。マスマーケティングに慣れてしまっており、細かいセグメントに対する販促を苦手とする。

【課題】 【対策】
・古いスキームを採用し、効果が薄くなってきている ・MD設計の見直し
・新規獲得鈍化 ・既存の販促企画に沿ったWEB側でのタスクリスト作成
・販売スタッフの活用が不十分 ・ソーシャル含めた販売スタッフのWebコンテンツ化